中国の世界覇権に異議!

国際情勢の「今」をお届けする!

2019-01-01から1年間の記事一覧

ドイツテレコム:5G受注企業の決定延期、「華為」を意識か?

ドイツテレコムは、5G技術の受注契約を取り結ぶ相手企業の決定を先送りすることにした。ドイツのメルケル首相が率いるキリスト教民主同盟は受注企業は外国勢力の影響を受けないことを申し合わせている。ドイツ議会外交委員会のロバート・ロエットゲン氏は…

株式市況下ブレ、トランプ氏が対中発言を修正か?

米国のトランプ大統領は4日、米中貿易戦争について「正しい方向に向かっている」と楽観的な見通しを語った。トランプ氏はこのほど米中貿易戦争の解決について「2020年の大統領選後まで待つことが出来る」と話したばかり。5日付ロイター電をボイス・オブ・ア…

麻薬組織の摘発、米・メキシコ間で一大論争に発展

日本ではとある女優のMDMA事件を巡って報道がかまびすかしいが、米国とメキシコの間ではいま麻薬捜査をめぐって大きな論争に発展している。先週末に米・メキシコ国境付近でカルテルの摘発があり、米国のトランプ大統領はメキシコへ軍隊を派遣する可能性…

露スパイ機関の関連人物、米銀行にサイバー攻撃か?

スパイ機関であるロシア連邦保安庁(FSB)の関係者とされる同国籍者2人がペンシルバニア州にある銀行などを標的に、大規模なサイバー攻撃を行ったとして米連邦当局に起訴された。被害は少なくとも11州、300万ドルに上るという。米捜査関係者によると、米…

米公共放送:「日米貿易協定」可決、上位扱いで報道

米公共放送のPBSは「日米貿易協定」の日本での国会可決を報じた。米農産品の扱いについて簡潔に伝える一方、日本からの自動車関税についても「今後交渉が行われる」と著名女性キャスターは報道した。ちなみにカーター元大統領の体調よりニュースの順番が…

カーター元大統領(95)が退院、尿路感染症を治療

尿路感染症を治療していた米国のカーター元大統領(95)がジョージア州にある医療施設から4日午後、退院した。カーターセンターが発表したもの。療養をとるのが楽しみと同センターを通じて意向を明らかにした。カーター氏は米国で生存する大統領経験者とし…

米中の軍制服組トップが電話会談、「香港人権法」での緊張緩和図る

米国のマークミリー統合参謀本部議長と中国人民解放軍の統合参謀部の李作成参謀長が電話会談し、「香港人権法」の成立によってもたらされた両国間の緊張関係を緩和させていくことで一致した。5日付でボイス・オブ・アメリカが伝えた。軍制服組のトップ同士が…

中国IT「華為」が米政府訴える、両者の行き詰る攻防!

中国IT大手「華為」は米連邦通信委員会にたいして、訴訟を提起した。5日付BBCが伝えたもの。要求額は8.5億ドルに達する、という。同社は「米国側が指摘するセキュリティ上の脅威は存在しない」というもの。 米国当局と「華為」の攻防はきわまっている。…

イラン大統領:「対話のドアはオープン」、条件付きながら

イランのロウハニ大統領は4日、対米交渉のトビラはオープンであるとする声明を発表した。大統領府のホームページに掲載されたもの。それによると、かつてオバマ政権時に合意された「5+1」の状態には戻りうる準備がある、という。しかし同大統領は「米国が…

イラン:また?イエメンにミサイル輸出か、米政府「場所把握」

米海軍はイラン製と疑われるミサイルが分解されたものをイエメンの反政府政府が隠している場所を差し押さえた。米関係者が4日に語った。 差し押さえに加わったのは米海軍と米国境警備隊。場所はアラビア湾北部と見られる。米関係者によると、臨検は極秘裏に…

NATO:中国の軍拡路線に警戒表明

英ロンドンで開催されていたNATO首脳会合は4日、中露問題などを声明として取り上げた。このうち中国については「同盟国とともに対処しなければならない機会とチャレンジの双方がある。それは中国が拡張を続け、国際社会に影響力を増していることだ」とし…

北朝鮮:国連安保理の調査に猛反発、意図はどこに?

北朝鮮は4日、国連安保理が同国の人権状況について調査を検討していると伝えられていることについて、「甚だしい侮辱であり、強く反応したい」とする声明を発表した。4日付ロイター電をボイス・オブ・アメリカが転電したもの。 それによると、北朝鮮のキム・…

米通商代表:さっそく「日米貿易協定」、国会可決を評価

日米貿易協定の承認案が4日午前の参院本会議で可決したことを受けて、米国のライトハイザー通商代表は5日、歓迎するコメントを発表した。それによると、同氏は「世界第1位と第3位の経済大国である両国が重要な貿易協定に関し、日本が迅速な承認行動を採った…

米政権がフランスへの関税引き上げか、NATO対立が影?

5日付ABCニュースは、米国政府がフランスからの一部輸入品への関税を引き上げる方針と伝えた。デジタル課税への対抗措置という。ボイス・オブ・アメリカが転電の形で速報した。筆者にはどうしてもタイミングがタイミングなだけにNATO会合におけるトラ…

カーター元大統領(95)が入院、体調は回復へ

米国のカーター米元大統領(95)が週末、尿路感染症でジョージア州の医療施設に入院していたことがカーターセンターの公式リリースで明らかになった。体調は良くなりつつあり、近く退院する方向という。同センターは今後のカーター氏についてリリースを発…

アルファベットの新CEO、インド出身のピチャイ氏

世界有数のIT企業のアルファベットは、新任のCEOにインド出身のスンダー・ピチャイ氏(47)を起用する、と発表した。同氏はグーグルのCEOを務めている。4日付でBBCが伝えたもの。 国際的なIT企業での経営者の交代劇。ピチャイ氏はスタンフォ…

中国外相:ソウル到着、ムン大統領どう出る?

中国の王毅外相は4日、韓国ソウルに到着した。ムン・ジェイン大統領やカン・ギョンファ外相と会談する、という。王氏の訪韓は2015年以来のこと。当時は迎撃ミサイルのサードをめぐって、中韓関係が冷え切っているさなかであった。中国人民大学の成暁河准教授…

米国務長官:5Gで「華為」「ZTE」を強烈非難

ポンペオ米国務長官は2日、米国紙に寄稿し、欧州諸国にたいして国家の安全のためインターネットの「5G」技術の整備に中国企業を参入させないよう求めた。3日付ボイス・オブ・アメリカが伝えた。 この中でポンペオ氏は「5Gはインフラ施設に関わるので信頼…

共和党大物:言論の自由は「中国首脳にとって最悪の事態だ」

ポンペオ米国務長官は2日、ケンタッキー州で共和党大物のマコーネル院内総務と公開シンポジウムを行った。マコーネル氏は1992年から「香港政策法」の制定を働きかけてきた。このたび成立した「香港人権法」はマコーネル氏が進めてきた同法のバージョンアップ…

「台湾断交」エルサルバドルへ大規模援助-中国主席ら会談

中国の習近平国家主席や李克強首相は、訪中したエルサルバドルのブクレ大統領と会い、浄水施設などインフラへの大規模投資を確約した。エルサルバドルは2018年8月に台湾との断交を表明しており、資金支援で中国側がエルサルバドルをてなずける格好だ。習氏は…

グレタさん、なぜ日本製の環境性を評価しない?

スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥンベリさん(16)は4日、ヨットで3週間かけてポルトガルに到着した。トゥンベリさんは「気候変動への闘いを活気付ける」と意気込みを語った。3日付でAP電をボイス・オブ・アメリカが転じたもの。 私見では、地球…

トランプ大統領、英女王と会見

訪英中のトランプ米大統領とメラニア夫人は3日晩、ロンドンのバッキンガム宮殿でエリザベス女王と会見した。トランプ氏が女王と面会するのは通算3回目のこと。3日付でボイス・オブ・アメリカが伝えた。

韓国:米軍駐留費、再交渉始まる-大幅増どうなる?

米韓両政府は、米軍の韓国駐留経費についての「おもいやり予算」について4回目となる交渉に入った。話し合いは先月からいったん中断していた。米ダラスに降り立った韓国の代表団は楽観的な見通しを示していた。3日付ボイス・オブ・アメリカが伝えた。 米ホノ…

中国IT「華為」、米の開発センターをカナダ移転か?

中国ハイテクメーカー「華為」は技術開発センターを米国からカナダへ移す意向をカナダ紙に表明した。「華為」をめぐっては幹部身柄拘束など米国当局との軋轢が相次いでいる。さきにトランプ米大統領から米中貿易戦争は2020年の大統領選後も続くとの表明もあ…

韓国ムン政権、また難題か?-ベトナムに脱北者現る

ベトナム当局は北朝鮮からの脱北者11人の身柄を確保し、韓国政府に処遇をたずねているもよう。北朝鮮へ送還することも視野に入っている、という。ムン・ジェイン政権の判断が注視される。関係者によると、脱北者は携帯電話でベトナムの韓国大使館と連絡をと…

米中貿易戦争は「大統領選の後も続く」-トランプ氏

トランプ米大統領は2020年の米大統領選後も、中国との貿易戦争は続くとの見解を示した。トランプ氏は「私にはデッドラインが無い」と説明。訪問先の英ロンドンで語ったもの。さらに「むしろ私は選挙後まで中国との取引(ディール)を先送りしたいと考えてい…

<考察>中国よ、ウイグルの職業訓練校の住所を公表せよ

米下院でウイグル人権擁護法案が可決された。中国の新疆ウイグル自治区では、中国当局の締め付けが強化されている。無数の監視カメラが設置されたり、DNAの収集が正統な根拠無く行われている、とされている。欧米からの度重なる批判に、中国政府は「職業…

トランプ米大統領、英国首相と会談

NATO関連会合に出席するため、英国を訪問中のトランプ米大統領。英国のジョンソン首相と会談を行った。4日付BBCが伝えた。トランプ氏をめぐっては、フランスのマクロン大統領と激戦を交じたばかり。どのような話し合いだったか、注目される。

人気動画撮影アプリ、中国へデータ送信?訴訟に発展

中国のByteDance社が開発している人気動画撮影アプリ「Tik Tok」が米ユーザーのデータを中国へ送っていたとして、提訴の対象となった。「Tik Tok」は在日米軍の兵士の間でも人気となっており、基地内の位置情報が中国当局に察知されるのではとこれまで懸念の…

米下院、ウイグル人権擁護法を可決

米下院は、中国ウイグルの人権状況を改善に向かわせる意向のあるとみられる法案を通過させた。上院とトランプ米大統領の承認が必要という。このところ、米国はウイグルのおかれた人権状況を深刻に捉える動きを加速させている。そうした外交政策の一環とみら…