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北朝鮮:国連安保理の調査に猛反発、意図はどこに?

北朝鮮は4日、国連安保理が同国の人権状況について調査を検討していると伝えられていることについて、「甚だしい侮辱であり、強く反応したい」とする声明を発表した。4日付ロイター電をボイス・オブ・アメリカが転電したもの。

 

それによると、北朝鮮のキム・ソン国連大使が警告書を発した、という。私見ではお門違いも甚だしいものだ。食糧が決して十分でない国民をよそに、弾道ミサイルの実験に相次いで踏み切るという暴挙を北朝鮮は切り替えしている。ある意味、国連安保理が動くのは正当だろう。逆にそれだけ北朝鮮は追い詰められている、との見方もできる。

 

トランプ米大統領が久々にキム・ジョンウン委員長について「ロケットマン」と表現したが、もはや弾道ミサイルを発射することでしか国民の忠誠をつなぎとめられないのではないか。つまりキム氏はそれだけミサイル実験をやりすぎたのである。

 

北朝鮮の今後も含めて事態の推移から目が話せない。