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露スパイ機関の関連人物、米銀行にサイバー攻撃か?

スパイ機関であるロシア連邦保安庁(FSB)の関係者とされる同国籍者2人がペンシルバニア州にある銀行などを標的に、大規模なサイバー攻撃を行ったとして米連邦当局に起訴された。被害は少なくとも11州、300万ドルに上るという。米捜査関係者によると、米国における銀行ハッキング被害史上の中でも最悪の部類に入るという。米NBCや英BBCが相次いで伝えている。なおBBCは米司法省から提供を受けた被告2人の顔写真をウェブサイトに掲載している。

このところ銀行ではAI技術の進展が著しい一方で、セキュリティ面での対策も必須だ。今回の手口はマルウェアを植え込むなどしたとされているが、まさにこの手のサイバー犯罪は恐怖と迷惑以外の何者でもない。ただしFSBの犯罪手法などが捜査の進捗と共に、より明らかになるだろう。日本としても警戒を強めるに越したことは無い。