ポンペオ米国務長官は2日、米国紙に寄稿し、欧州諸国にたいして国家の安全のためインターネットの「5G」技術の整備に中国企業を参入させないよう求めた。3日付ボイス・オブ・アメリカが伝えた。
この中でポンペオ氏は「5Gはインフラ施設に関わるので信頼できる企業に任せなければならない」と指摘。その上で「特に華為やZTEといった企業に欧州諸国はインフラのコントロール権を手放してはいけない」と警告した。
これまでにポンペオ氏は「華為」と中国共産党の結びつきを度々批判してきた。それをもとに「5G技術を中国共産党に手渡したら個人情報が悪用され尽されてしまい、未来が破壊されてしまう」と語った。