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人気動画撮影アプリ、中国へデータ送信?訴訟に発展

中国のByteDance社が開発している人気動画撮影アプリ「Tik Tok」が米ユーザーのデータを中国へ送っていたとして、提訴の対象となった。「Tik Tok」は在日米軍の兵士の間でも人気となっており、基地内の位置情報が中国当局に察知されるのではとこれまで懸念の声が上がっていた。提訴は先週、カリフォルニア州で出されたものという。3日付BBCが伝えたもの。

訴状では「ユーザーの膨大なアイデンティティが(中国当局に)吸い上げられてしまう」としているもよう。筆者も同様の不安は抱いている。日本にも同社の関係拠点は存在するようだが、事態の経緯を詳細に説明する社会的義務が存在するのではないだろうか。しかも同社は著名タレントまで動員して、テレビ広告まで打った。説明回避は許されないだろう。しばしばマスコミではガーファの個人情報の取り扱いについてかなり紙面を割いて取り上げることはあるが、同社に関しては極めてまれだ。日本の各マスコミには同社への取材も本格化してもらいたいものだ。