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米通商代表:さっそく「日米貿易協定」、国会可決を評価

日米貿易協定の承認案が4日午前の参院本会議で可決したことを受けて、米国のライトハイザー通商代表は5日、歓迎するコメントを発表した。それによると、同氏は「世界第1位と第3位の経済大国である両国が重要な貿易協定に関し、日本が迅速な承認行動を採ったことを私は評価する」とした。

 

同氏によると、更なる合意の深堀のため、来年早々にも日米両国が交渉に入る見通し。4日付ロイター電をボイス・オブ・アメリカが転電する形で伝えたもの。

 

同協定は日米双方にとってインパクトが大きい。残された関門はRCEPの成立の可否だ。これにはインドの賛否が多分に影響を与える。さきに茂木外相が訪印したのは、表向き「外交・防衛当局間の2プラス2」の交渉であったと思う。しかしRCEPについても、突っ込んだ話し合いがなされたのではないか。インドの姿勢に関わらず自由貿易という時代的趨勢は不変だろう。