中国の世界覇権に異議!

国際情勢の「今」をお届けする!

コロナ戦惨敗・英国を追う(1)英各地でステイホーム・ロックダウン開始、Xマス境に…生活変えられる?

情報が出にくいがやはり、亜種株に力を入れてついて「コロナ戦惨敗・英国を追う」(1)を「英ハンコック保健相の動静を追う」についで、企画化してみたい。女王の威厳がすこぶる低下しており、ゆえ情報はでにくいが、できるだけやってみる。

第一に下記情報を見てほしい。24分前の配信だ。

Covid-19: Tougher Covid rules begin for millions in UK - BBC News

真ん中あたりにある地図、12月24日のクリスマスイブに向かって、普通株のコロナ感染者が極端に増加している。1日の死者は70,000人を超えた。そこで英当局は危険段階がレベル「4」に達したとして強い移動制限を打ち出した。今、忽然と姿を消した英ハンコック保健相もレベル「4」について言及していた。

 

上記によると、東・東南部のイングランドではもっとも警戒段階が高い「4」に達して、計600万人がステイホームへ入った。またロックダウンがスコットランド北アイルランドで始まった。ウェールズはクリスマスに合わせて警戒を緩めたが、なんらかの強い施策(分脈だとロックダウンか?)が行われる。

 

つまい「3密回避」「マスクしない」「手指消毒しない」英国だが、ロックダウン・ステイホームで過ごそうという考えらしい。ステイホームはなるほどとうなずける。ロックダウンを地域限定ながら、大規模に行うのはクリスマスが終わったからだと書いてある。

 

つまりクリスマスはみんながシャバで楽しく暮らせるよう何があっても持たせる英諜報機関エリザベス女王に上奏したという本ブログの見解は間違っていなさそうだ。ロックダウン・ステイホームの時間にもよる。しかしこのコロナの大問題はただ単にロックダウン、ステイホームをしていればよいというのではない。隔離期間を終えてからが大変だから。多分、年末年始を挟む人口密集を避ける狙いだろう。

 

だが厳格なロックダウンとステイホームをクリスマス前後から始めている、おそらく2週間後くらいに効果が出る。その後、すぐ市民は”釈放”だろう。みんなパブやカフェに繰り出す。そこが懸念事項。コロナと戦うには生活の行動様式(新たな日常)に切り替えることが絶対。

 

飲酒伴う飲食店の時間制限・教会へも礼拝にいけない・手指消毒する・3密回避・テレワークには文化習慣として英国民は抵抗を感じるだろう。とどのつまり生活が直にもどっていまい、堂々巡りが永遠に続く。つまりロックダウンしただけ無駄だったと。ロックダウンは経済がとまり、その面で反発はある。それでもロックダウンやステイホームを無視している市民がいるとはきかない。警察どころか軍が出ている可能性。各市民の家の前に軍人を張り付けておく。

 

ロックダウン・ステイホームはいったん、大きな効果を上げるだろう。多分、来年1月下旬ごろまでには。ただし新しい生活様式という概念は浸透していない。特に換気・手指消毒の徹底は英国民は一回もしたことないのでは。(寒く治安悪い)再び冬後期(2月)にかけて再び増加の方向に拡大し、もし来春も寒い状態が続けば、再び大感染が開始し、さらに亜種株への対策(別のワクチンが必要かなど)もしないといけないのだから、堂々巡りが来夏初旬にかけて継続するのでないだろうか。

 

少なくともコロナワクチンを全国民に2回接種し、効果が出るまで、この堂々めぐりは続く、すなわち2回目の接種日から約2週間。一番の問題は「新しい生活様式」を取り入れることがイヤということ。文化・宗教大国であるので、そこはプライドがなかなか許さない。