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総理の懐深さ:ふたたび米政権へラブコール、「根性」の違いみせつける

11月9日付けのエコノミックニュースによると、菅義偉総理は再びバイデン・ハリス政権に祝意を示した。総理ならではのきわめて優れた勘であろう。米民主党重鎮は英語が通じる同じキリスト教文化圏の諸国を重点的に回る傾向がある。その最たるものがクリントン女史で、アジアや南米への歴訪は少なかった。本ブログは米民主党クリントン女史、バイデン政権の批判を行ったが、懸念はこの人たちがへそをまげかねないことである。菅総理クリントン女史、Sハリス氏、Eウォーレン氏、Bサンダース氏よりもはるかに懐が深いのかもしれない。だって終戦直後、住む所・食べるものがない中にありながらも政治家として立身を果たしたのだ。そんじょそこらのヤワと違う。打たれ強いし、ハングリーだ。米民主党の最近のパターン。まずは欧州との関係構築に傾倒していく。ちょっと話は変わるがクリントン女史、Sハリス氏、Eウォーレン氏、Bサンダース氏はスラム視察なんてしない、ホームレスと語らうなんでことをしない、おぼっちゃま・おじょうさまである。本ブログはそういう人たちを守るのが米民主党の責務ではないですかと強く憤ったが、菅総理は違った。こうしたリーダーを超スーパーエリートと断じ、気長に待つことにした。多分、この米国の4人はダウン症の子たちが生きる施設訪問なんて考えたこともないし、それが政治日程として組み込まれたらキャンセルしちゃうんだろう。米国といえども欧米で身分性(貴族)が強いのだ。菅総理はとっくにそんなことを知っている。4人はハングリーなのではなく、スーパーエリートだと。しかし4人を支持している層はみなたたき上げのハングリーな庶民。この乖離は次の4年後に修復不可能(いまより)な状態となって米国に出現する。