中国の世界覇権に異議!

国際情勢の「今」をお届けする!

日経:中国で「デジタル人民元」実験10万人、逆に金本位制へ触れる可能性は?

12月5日付け日経新聞によると、新型コロナの中で、あの汚い人民元紙幣でなくなぜかタイミングよく「デジタル人民元」の10万人実験が始まるもようだ。中国・江蘇省蘇州市政府は5日に蘇州市などで実施する大規模実証試験への参加者の受け付けを始めたもよう。ロシアのルーブル建ての金融商品って日本で販売されているようだ。中国はほぼ間違いなく、ポイント還元をどれくらいの割合でつけるかなど社会コントロール全体主義的な見分をするのだろう。まず一帯一路で屈した国ではデジタル人民元を決済通貨までするところが出てくかも。これだけ〇〇ペイの還元サービスに弱い人たちも困ったものだ。逆に金本位制を主張する国も出てくるかも。それが中国じゃないって保証は誰がする?中国はいま、バブルのこの瞬間しか世界最強の金本位制に移行できる機会はない。本ブログは新型コロナで、ハイパーデフレ・ハイパーインフレが交互に出現する景気の極端化をすごく警戒する。気候の極端化があれば、景気の極端化もあるんじゃないか。昭和成金なんてもんじゃない。奴隷、身売り、売血。日本にどれだけ良識や倫理、互助精神があるか。明治維新を前に江戸無血開城を果たしたよき伝統は残っているか。本ブログはあと、中国・ロシア・北朝鮮など共産主義国家が通貨共通化(囲い込み)をしないか気がかりだ。北朝鮮には成金のチャンス。3国にとったら決済・回収効率が上がるのでメリットしかない。でもこれは資本主義世界が希求する民主的な公正取引とは反する、市場によらない、腐敗が支配する社会が到来する悪夢としか考えられない。いまこそ日米英仏独がヤルタ会談、カイロ会談のときのように直面談で民主的な資本主義の重要性を確認してほしい。米英仏にとったら日独から絶対の言質を取りたいと考えるだろう。豪州・ニュージーランド・インド・カナダ・南ア・ナイジェリア・ブラジル・メキシコ・エジプトも可能なら参加してほしい。共産主義陣営の旧ワルシャワ条約機構が再台頭するかもしれない。中国が出資すれば20か国ぐらいは養えるだろう。でも地政学的な価値なしと中国が判断すれば一元も出資しない。ロシア主導はありえなく、中国主導になる。ロシアは中国の舎弟(パシリ)のような存在になることをどこまで受容するか。でもかつてのダマンスキー(珍宝島)事件のような中ロ国境紛争はない。そこは外交的談合。国際舞台で世渡り上手なベトナムはどうなるか。米中からいつも50%と50%と思う。日本も北方領土でとことん思い切ってじっくり構えてはどうだろうか。シベリア抑留で昨日ご帰還された方々を思うと、そんな気がしている。