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米代表メディア、北密漁事件で「日本海」と報道

ロシアは27日、北朝鮮の漁師260人以上を密漁の疑いで拘束したと表明した。ボイス・オブ・アメリカが伝えた。

 

拿捕された船舶からはイカ約3万トンが発見されたもよう。漁師と船舶はナホトカに留め置かれているという。ロシアは先週にも北朝鮮の漁師と漁船を拿捕しており、漁師側の抵抗によって死者1人も出ている、とボイス・オブ・アメリカは伝えた。ロシア政府は北朝鮮の外交官を呼び出し、「強い懸念」を示している。

 

なお筆者は本ニュースを別の角度から注目している。米代表メディアであるボイス・オブ・アメリカがロシアが拿捕を行った海域を「日本海」(the Sea of Japan)と表記したのだ。このところ、米国で韓国関係者の圧力によって「日本海」を「東海」へと名称を変更する動きが見られている。本ニュースはそうした圧力を退けた格好。

 

もちろん、北朝鮮とロシアの緊張は日本の外交・安全保障・拉致被害者救出に何らかの影響を与える可能性もある。