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緊急事態宣言=戒厳令なみの決意が必要!小池都知事はNHK放送「最高機密で迫る!226の真相」見よ!

去年にNHKで複数回放送された226事件の最高機密情報から真相に迫る番組は当時の政府が反乱軍に対して、直ちに戒厳本部を設置したことを明らかにした。226事件・515事件の深刻さを小池都知事はどれくらい知っているのだろうか?そもそもこの難組をみているのだろうか。226事件は蜂起した永田町・国会議事堂・赤坂付近の陸軍部隊が加わっており、堂々と軍令部(作戦本部・参謀本部)へクーデターの実行を申し入れていたという。海軍は直ちに密偵を派遣し、監視・情報収集にあたった。東京湾に展開していた海軍艦艇から国会議事堂へ照準を合わせて、最大約40キロの艦砲射撃も予定していた。米国の海兵隊にも相当しうる海軍の最強上陸部隊であった海軍陸戦隊。間髪なく東京・芝浦沖から国会議事堂付近へ向かい、陸軍青年将校らと一触即発のにらみあいとなった。海軍陸戦隊に攻撃命令が出る寸前に、上空からまいたビラに青年将校らはギブアップ。事件は収拾へと向かう。陸軍青年将校の決起を事前に予告されながら知らんぷりをした海軍の責任を厳しく問う今までの近現代史にない論調だった。さてこれを小池都知事はみたか。226事件は警視庁も襲撃された大事件。このレベルで初めて戒厳令は発出されううる。当時でも法定の必要性を満たしたのだと思う。陸軍・海軍ともに特別法廷をもっていた。戒厳本部は戒厳令をだしたものの、首都3地域に住む住民が混乱し、高齢女性を軍人がおんぶして避難さえる写真もあった。まさに安全への逃避がここにすでにあった。小池都知事が最も叱責されるべきことは、当事者がまだくびきのなかにいることだ。当時の海軍陸戦隊の兵士だったおじいちゃんが出演し、そのライブ感を語った。海軍大臣の孫も出てきて、子供ながら戒厳本部の兵士が超小型の軽機関銃をもって安否確認にきたと証言した。一方で青年将校の孫らがすさまじい悲壮感で慰霊碑の前で年式典を行う様子もなまなましい。まず小池都知事のすべきことはこの上下の回を一回は通してみること。そうすれば警視総監に緊急事態宣言の可否を尋ねる気がするだろう。そもそも旧海軍省の所在地(霞が関)を小池都知事は知っているか。 下記写真3枚目のように新宿都庁へ集団が押しかけることを想定していないのか。

 

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