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いま改めて知る!「鉄の女」M・サッチャー英元首相の鋭さ…今の香港問題を予想

12月23日付けNHK。30年前に今の香港問題を予見していた人物がいる。それがM・サッチャー英元首相(鉄の女)だった。訪中し、鄧小平と会談した時。鄧小平がやたら法にルーズな人と見抜き、いずれ香港も危うくなるとした。それをおして中国と和したニクソン元大統領、キッシンジャー国務長官クリントン元大統領、ヒラリー・クリントン国務長官へと続く親中路線。ヒラリー女史がM・サッチャー女史に言及したことはそういえば聞いたことがない。ヒラリー女史は「グローバル」という単語を発明し、広めたことでも分かるように理屈勝負の政治姿勢だった。サッチャー女史は理屈なんか関係ない、自分の感性で察知する政治家だった。フォークランド紛争は武力で臨んだ。

 

*”GLOBAL”という単語が登場する前は”WORLD” "COSMOPOLITAN” "EARTH"といった単語が地球・世界を意味した。ヒラリー女史が開発し、広めた。ある意味、世界の流行語大賞をとってもいいくらいだった。

 

クリントン元大統領夫妻の位置づけは難しい。キッシンジャー国務長官のようなストレートな親中派というよりも、反日ゆえ親中という政治家だった。その一例が円高攻勢で日経新聞が指摘するところだ。