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中国の新型肺炎:ネットvs中国共産党、最終戦争か?

TXN系列の「WBS」は20日付放送の冒頭で、主に中国で伝えられているコロナウイルスによるとみられる肺炎の患者が218人にのぼった、と報じた。また中国ではネット上で「不安が渦巻いている」と報道した。さらに習近平国家主席が人命を優先するよう指示を出した、とした。

 

一方、NNN系列の「news zero」も同様の放送を行っており、中国当局による情報隠蔽を疑う声がネット上で上がっていると指摘した。本件をめぐっては、「黒色中国BLOG」さんが詳しい。当初から話題を詳細に追いかけている。(※筆者注:「NHKニュースきょう一日」「時論公論」も続報した)

 

もしネット上の市民の反応が中国当局を動かしたとしたならばそれは「小さな革命」であると考える。おりしもRFA(ラジオフリーアジア)が習氏のポスターに墨汁をかけた女性が精神科病棟に入院させられ、ほぼ植物状態になって(されて?)退院したとの情報発信があったばかり。

 

この女性も中国公安当局に拘束される直前、「微博」(ウェイボー)上に「マンションの前に警官数人がいる」とSOS発信していて命だけは助かった。ネット管理が進む中国だが、それを上回る勢いでウェブによる”市民革命”が進んでいるようだ。