タイム誌：今年のヒトにグレタさん、ＣＯＰ演説にあわせたか？

英ＢＢＣによると、タイム誌が選ぶ今年のヒトに環境活動家であるグレタ・トゥンベリさん（１６）が選ばれた、という。グレタさんはＣＯＰ２５で演説を終えたばかり。しかしグレタさんの話は感情的で、具体性がほとんど無かったといわざるをえない。例えば時期を切ること。予算をどうするかということ。企業経営はどのようにすべきかということ。ときあたかもサウジアラムコが株式上場を果たしたばかり。なぜグレタさんはアラムコについて触れなかったのだろうか。また地球温暖化を巡り、米国においてエクソンモービルへの訴訟で司法判断もあった。筆者には、グレタさんは教条的な発想を連呼しているだけで、過激派のユートピア思想となんら変わらないようか気がする。