中国の世界覇権に異議!

国際情勢の「今」をお届けする!

サウジ実習生:海軍施設で発砲、テロか否かでもめる-FBIが窮す!

サウジアラビアからの実習生がフロリダ州の海軍基地で起こした発砲事件。どうもきな臭さが漂っている。地元選出の共和党議員や現地メディアからは「テロだ」という突き上げがなされている。日本のフジテレビの報道番組もその方針にそってニュースを流した。これに対してFBIは「原因は調査中」と口を濁している。

トランプ米大統領サウジアラビアの関係は極めて親密だ。なぜならばイスラエル防衛・イラン封じに大きなウエイトを占めるからだ。実際にトルコ人ジャーナリスト殺害の際には、指示役を担ったと噂されたムハンマド皇太子には一切の責めが及ばなかった。サウジアラビアが大量の米軍兵器を購入しているとの背景もあろう。

私見によると、FBIが対応に窮しているところから判断すると、ウヤムヤで終わってしまうのではないか。FBIには政治的な強い圧力が加えられているように感じる。このようにFBIが自由に動けないのは異例中の異例だ。その分、事案究明の困難さを痛感する。