米財務長官：世界銀行からの「貧困枠」借款、中国排除に賛同

アンソニー・ゴンザレス米下院議員（共和党）は現在、中国が世界銀行から貧困国家としての借款を得られないよう排除する法案の準備を進めている。同議員は「中国はもはや貧困国家ではない」と根拠を説明し、11月13日に下院へ「世界銀行の中国向け借款に関する責任法案」を提出している。これに対してムニューシン米財務長官もこのほど、賛同する姿勢を示した。米ホワイトハウスで通商担当顧問を務めたクリート・ウィレムス氏は「中国が世界銀行から多額の借り入れを受けて（発展途上国に貸付を行う）『一帯一路』構想を進めている」と指摘している。6日付ボイス・オブ・アメリカが伝えたもの。