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エスパー国防長官:米軍の中心は中国・ロシア向け-問題は駐留経費!

米国のエスパー国防長官は7日、レーガン国防フォーラムで講演し、中東の脅威が高まる中でも米軍の中心は中国向け・ロシア向けにシフトさせる意向を示した。7日付でAP電をボイス・オブ・アメリカが転じる形で伝えたもの。これは日本にとってありがたい大変見解だ。沖縄県尖閣諸島沖に出没した中国公船は900隻を越えている。

問題は在日米軍の駐留経費だ。これをトランプ政権は大幅増と持ちかける、との報道がある。私見では単純である。日本のGDPと東証株価が数倍に跳ね上がったら、その分を「思いやり予算」へ回すというものだ。つまり暗にトランプ政権に日本のGDP向上を後押ししてもらうのだ。そもそもトランプ氏が大統領になった意義は何か。大企業の経営者として国富を増やすことを米有権者は期待したのではないか。トランプ氏にもぜひそのように自覚をもってもらいたい。それはヒラリー・クリントン国務長官には経験の無いことだから。