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NHK特番「コザ暴動2」:起訴された1人、とても清い人だった!日本人の鏡である

12月24日のクリスマスイブ。NHK特番『コザ暴動2』が再放送された。沖縄のいろいろな話は現在進行形であるとわかった。関係者が生きており、葛藤の真っただ中にいるからだ。

 

「コザ暴動1」より踏み込んだ。数千人が自然発生的に集まって黄色のナンバー(米軍人・軍属)を手当たり次第に、放火・破壊していった。すったもんだの末、4人が逮捕された。当初は騒乱罪での立件が検討されたが、琉球検察は放火・器物破損罪で起訴した。

 

この特番で思ったこと。騒乱の最中でラジオ沖縄の取材に参加者の怒りの声が吹き込まれていた。「沖縄の涙をしらないのか」それを最低限にも英語で言わなきゃ、向こうに分からないよ。「SIR, DO NOT YOU KNOW THE MEANING OF OKINAWA'S TEARS, DO YOU?」しかし沖縄県の人々は太平洋戦争のとき以降の恐怖があるから英語は絶対、話したがらない。「コザ暴動1」で出てきた縫物工場にあった「SPEAK ENGLISH!」という看板。沖縄県の人にとって英語は殺される・撃たれる・殴られる・刺される・犯されるの象徴だった。

 

沖縄県の人はフランス語、スペイン語ラテン語のいずれかを学ぶ方法もあった。米軍はフランス語・スペイン語も堪能な兵士は必ず現場にいる。祖父までさかのぼれば、みなフランスやスペインから移住してきた。ラテン語ができるって人が欧米人にとってみたら尊敬の対象。それすなわちキリスト用語。

 

Aサインの風俗店(性病検査を通った店)で当時のバンドメンバーの男性が語るシーン。演奏していたところ、ベトナム米帰還兵にいきなり襲いかられたという。男性は「彼らはベトナム人や日本人、フィリピン人を区別できない」。すなわちベトコンに襲撃された強い後遺症から、幻覚半分であった。そもそも欧米人はシラフの時でも日本人・韓国人・中国人・ベトナム人・フィリピン人を区別できない。

 

最後のシーンでは起訴された4人のうち1人が出てきた。この人はものすごく清かった。人身御供にされた(当時の嘉手警察署刑事)とされながらも、罪をみとめ、よくないことをした、不名誉のことだったと。でも「もっとやればよかった」という一言は飲み込んだ。困ったのがこの男性への取材を取り次いだのが沖縄社会大衆党の元国会議員だった。弁護士で当時の男性ら4人を弁護した。しかし当時の裁判は何法に依拠したのか。当時、沖縄県の人たちの弱みは日米どの法令で守られているか不明だった。

 

沖縄社会大衆党よ、今をもって解散しなさい。極左そのものだ。やはり基地労と本当の仕掛け人を知らないアフリカ系米軍人の集会。これは写真に映っていないCIAが誰が米国に忠誠心がないか見極める作戦だった。毒ガス所在を沖縄の人たちが悟り、デモをする写真。これは在沖米軍に素直に化学反応式を示して科学的に危険だと説明すればよかった。代替地が必要だ。しからば無償にて別宅を速やかに準備されたしと。

 

当時もそうだったが琉球から本土への”留学生”は志が高かった。ほぼ成功したといっていい。今はもっとずごい。六大学野球・東大チームのメンバー表をみると、沖縄県の高校出身者が多く占める。大学レベルでも日米野球はある。1番から9番まで沖縄県出身者という試合もみたい。多分、勝つと思う。そのむかし父親が沖縄にルーツがある与那嶺要という日系人の野球選手が活躍した。与那嶺は大リーグを知っていたから、お嬢様のような滑り方ではだめだと言った。

 

さっき言った起訴された4人のうち1人。実はタクシー運転手で毎日、米兵に乗り逃げされていた。これは今、対策がある。決済をクレカ、しかもアメックスのみにすればよい。債権回収はアメックスに頼み、いくらか割引された収入が入る。明細は米国にいるご夫人の元へ送られる。多分米国でも違法。日本だったら確実に違法だから以下はまねしない。米兵のご夫人はもちろん夫の承諾なく明細書の封を軽くきる。夫が@月@日、$$$$風俗店にて、10ドル、翌日は????風俗店にて、11ドル。ナニしてたかばれて女房が修羅場を見まわせる。本国帰還という修羅場。戦場も地獄だが、女房の前はもっと地獄

 

**このタクシー運転手も確定申告を当時の琉球の税務署でしていたと思う。当時は米兵が乗り逃げした運賃の債権回収ができなかった。それを危険債権と会計用語でいう。その仕訳帳をみたい。毎日、勘定科目に危険債権って税務署も取引行も頭を抱える。特別損失では落ちない。毎日のことだから。**