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NHK沖縄戦・出口なき戦場:牛島中将含め全ての人に合掌!なぜ米軍は火炎放射器使ったか→答えは本文

12月22日付けNHK。戦争特集「沖縄 出口なき戦場」。

さきのブログで述べた新藤義孝総務大臣の父君。牛島中将が最後に自決し、沖縄戦の組織的戦闘は終了した。まず沖縄戦でなくなったすべての人に合掌。

本ブログの見解。

1,なぜ米軍は火炎放射器を洞窟(ガマ)に放ったか。

答え:やけどをしたもの、やけどをしなかったものに2分し、内部分裂を図った。戦後も傷跡は残るので、沖縄の世論が一致しないようにした。CIAの作戦だろう。まだ沖縄全体は日本になってから深い絆ができ始めたばかりだった。そこをCIAはついた。

2,なぜ米軍は洞窟(ガマ)の入口をセメントで固めなかったか。

答え:上記「1」ともからむ。米軍は軍民一体となって立てこもった洞窟(ガマ)を一瞬で全員を投降させられる作戦を実行をあえてしなかった。すなわち入口をセメントで固めてしまうこと。ようはアロンアルフアみたいのを使えば、施工は5分ぐらい。それを見たらガマ入口を警護していた旧日本軍人から赤ちゃんまで一斉に投降する。窒息死してしまうのは軍人以外でも民間人でもわかる。小学校くらいを出ていれば。なぜそのセメント瞬殺作戦を米軍は使わなかったか。戦後の沖縄県の統治も考えて沖縄県の世論2分しておいたほうが得策と判断した。

3,艦砲射撃でなくなったのか、手りゅう弾の自決だった。

答え:中盤で一家10人ほどが倒れてなくなっている場面が出てきた。米国立公文書館の資料では艦砲射撃となっている。でも米陸軍の元軍医の見立てでは手りゅう弾。本ブログのその認識を支持する。艦砲射撃だったらあたり一面、もっていかれる。つまり人間は肉片化し、こなごなになって死ぬ。そうでない。骨格が見える。

4,なぜ南部へ撤退したのか?

答え:作戦は参謀がたてる。すなわち八原大佐。彼が南部への移動を主張した。沖縄県はいまでもそうだが、北部より南部のほうが栄えている。だから軽々に南部を選んだ。しかし南部はジャングルがすくなく、低木と洞窟しかなかった。洞窟は米国にもたくさんあり、米軍として戦い方は知り抜いていた。実際に旧日本軍は市街地へ撤退し始めの頃は食糧支援を受けたと出てきた。

5,なぜ北部撤退を斬ったか?

答え:北部は今の沖縄県でもうっそうとしたジャングルである。辺土名岬。ジャングルへ隠れたらようやくゲリラ戦が可能になる。当時、沖縄県へ派遣されていた旧日本軍はゲリラ戦の教育を受けていなかった。途中で出てくる、米国の必殺兵器だったVT弾。(*)これは上空で炸裂し、細かな破片が人間の頭や体を貫通する最終兵器だった。しかし高木で葉っぱが多い密林では木の葉が邪魔をして地上にいる旧日本軍には届かなかった。怖いのは唯一、ナパーム弾になる。

6,どうしたら少しでも長期戦を保てたか?

答え:北部のジャングル・密林への旧日本軍撤退。おそらく10年から20年は持った。まず空港を徹底的に破壊しつくして撤退する。機雷を無数に埋めておく。南部の民間人だけで洞窟・ガマへ撤退。それでも米軍は火炎放射器。だったらスピーカーで民間人代表が「投降する条件を言う」

  あ、生命の保証(医療の無条件提供)。

  い、生活するための資金・資産の無条件提供(一家で最低1万ドル)。

  う、自動車・燃料の無償提供。

  お、教育機関の迅速な再建と無償教育を100%約束。

  か、食料・衣類の無上限の無償提供。

  き、住居の無償提供(電気・ガス・水道含む)

  く、日本人としての尊厳を損なわいこと。

これを公正証書にしてガマへ投げ込めと。サインは大統領のもの。

7,補追

米軍は昔も今も上空から空軍機・海兵隊機が偵察してその情報をもとに艦砲射撃などをする。沖縄県北部のうっそうとしたジャングルに兵がばらけて隠れてしまえば、それが不可能になる。米国の空軍力を軽視した結果ではないか→そして広島・長崎に原爆が投下される。

今後こうならないことを祈る。だが石油は人類に不要と知り、ABCD包囲網の無意味さを知る。だったらABCD包囲網に向けて戦争を行ったいずれの当事者もそれを外交的に解決できたはずだ。

 *は人道罪に問われる可能性がある。つまりGO TO ハーグ。絞首刑。