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英保守党過半数越え、ブリグジット容易へ-「奇策師」ジョンソン氏に着目

英総選挙で保守党が過半数を大きく超える議席を獲得する見通しとなった。英BBCが速報したもの。これでブリグジットが進む可能性が強まった。ジョンソン政権は本当に内向きの政策を打ち出すのか。筆者の考えは、ジョンソン氏の個性を考えたら、ブリグジット後も国際社会に様々な「奇策」を繰り出すのではないか、というものである。返ってフリーハンドになったジョンソン氏は国際社会の仕掛け人として様々に行動するのではだろうか。

筆者は内心、事前の報道からこの程度の大差がつくものと予期はしていた。英国では労働党は強烈な個性を持つ人材が出たときに限って、政権を握ってきたようだ。例えばブレア元首相。しかしコービン党首からは、筆者は「普通のおじさん」感しか伝わらない。しかも労働党はブリグジットにはっきりした態度さえ打ち出さないまま総選挙に望んだ。これでは圧倒的大差がつくはずに決まっている。

今後は「奇策師」ジョンソン氏の内外政をめぐる采配に着目が集まる。