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英国:亡国の一歩手前に、「新しい生活様式」ムリ…決済顔パス→アイルランド過激派が原発に!

12月26日付け英「サンデー・テレグラフ」はコロナ亜種株、アイルランド問題、ブリグジットの3重苦で苦しんできた英国のジョンソン首相が「ブリグジットから脱したので、今英国にはかついてない変化が訪れている」と述べていると語った。

 

本ブログは前ブログのいくつかで英国にズームアップした。英国女王の国民向け演説がかつてないほど通じなくなっている、人心が離れている状況を伝えた。そして英諜報機関がクリスマス(25日)まではコロナで亡国することはないと上奏していたと予言した。だがたった1日の差で英国は惨敗した。

 

そして英国の現状、すなわち地域的にステイホームとロックダウンを分割して行い、新型コロナと亜種株の双方を臨終させる方針も伝えた。そして英国エリザベス女王が4月に世界のありとあらゆるマスコミ(なんと女性誌ヴォーグ日本語版)にも演説を書かせていながら、3密回避・マスク着用・手指消毒に無知であったことを書いた。

 

英国はいまさらながらブリグジットを捨て去る交渉をまとめ、英国ジョンソン首相はガッツポーズした。そして本ニュースだ。非常に論理的に矛盾しているし、訳の分からない内容だ。ブリグジット解決→新型コロナ・亜種株・アイルランドの3問題がすぐ自然に解決に向かうとのきわめて楽観的な見通しだ。

 

本ブログは前にも書いたが、ロックダウンは終了した後、1~2カ月は効果が出るが、再び上昇してしまう。だいたい経済的ダメージが多い。ステイホームは効果があると思うが、経済的ダウンも必須。日本が必死で取り組んでいる「新しい生活様式」に変化することが必須だ。別にブリグジットしたからって各個人に自動的に「新しい生活様式」が来るわけではない。

 

つまりテレワーク、ワーケーション、完全デジタル社会、通販ベースの買い物、決済の究極顔パス、キャッシュレスだ。いずれも英国にとって苦手な分野だ。キャッシュレスはすなわち中国人民元の世界的普及、米ドル・日本円が自衛するのがやっと。英ポンドは完敗するだろう。スーパーで顔パスってのも英国は恐怖でいっぱい。アイルランドとは究極血のつながっている親戚。顔がそっくり。IRAをAIが探知できずに、スーパー(このほか銀行・空港・原子力発電所など)へ入ってきてしまう。

 

そうすると、大規模テロが続発する可能性が高い。説得力を失った女王っていうのは正統性を示すのが難しい。では野党・労働党に血気さかんな人物がいるかといえば、そうでない。極左への道をまっしぐらだ。先の選挙で労働党は大敗北を喫し、普通のおじさんのような老党首からかなり左翼の人物が台頭している。こんなときに、トニー・ブレア元首相がいれば。へそまがりのところはあるが、しゃに構えられる分、テロリストの考えも事前察知することができるだろう。

 

英国がいつも苦しい時に助け船を出してきた米国。その米国が自分を守るので必死。しかも大統領が代わる微妙な時。バイデン次期政権にはきょうの時点で米軍を派遣する法的権利がない。トランプ大統領も休暇をとっている。こんな中でも。米国でも新型コロナ・亜種株・アイルランド問題は助けられない。

 

英国は女王・首相・諜報機関が機能不全の上、人心の人望もない。亡国の一歩前だ。

 

*英国に残酷すぎる将来を言う。中国がアイルランドに手厚く経済・軍事・医療的支援を行うのだ。そうしたら英国と言えどもひとたまりもないだろう。つまり亡国*

 

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