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米中貿易戦争:異例の長期交渉で大胆緩和か、1日にトランプ氏の発言は?

中国商務省は9月29日、事実上、通商問題を担当する劉鶴首相を10月7日の長期にわたって米ワシントンへ送ると発表した。ボイス・オブ・アメリカが報じたもの。


これだけの長期間は米国が値踏みされる危険性がある。米国のトランプ大統領は国連演説で行った誓いを果たして守り続けることができるか、最初の関門だ。逆に「東半球は中国にどうぞ」という姿勢に中国側が飛びついてきた可能性もある。

 

日本としては米国側の着実な成果を祈りたいと感じている。何より10月1日の中国当局の”建国記念日”にトランプ氏がどのようなメッセージを送るのか、注目される。米国の公共放送による番組は、中国の国家ぐるみの産業スパイを告発する放送を行ったばかりだ。

 

余り中国が強引な手法を繰り出すと、台湾の蔡英文総統が訪米する時間的スキも残っている。