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<考察>ラグビーW杯:外国人フーリガン対策も必要では?主権の侵害では?

民間放送局は29日付で、ラグビーW杯・日本対アイルランド戦直後の外国人風の観客たちの乱行を報道した。番組によると、問題のシーンはあるコンビニ近辺の様子。外国人風の多数の人物が1人の警察官を持ち上げたり、コンビニの屋根に上ったりしていた。

 

細かな法執行の是非は担当機関や専門家に任せたい。しかし筆者が強く感じたことがある。警察権の執行は国家の主権である。日本にはレアかもしれないが、海外のスポーツにはフーリガンと呼ばれる勢力がしばしば存在する。酒の勢いとはいえ国の主権を侵害することは許されない。日本は東京オリンピックパラリンピックを前に大きな課題を発見したと思う。仮に相手が外交官であったとしても現行犯であれば言うまでもなく逮捕は可能だ。

 

オリンピック・パラリンピックに際し、担当機関はテロ対策に万全を期してきたと信じたい。しかしここに来てフーリガン対策も急浮上したのではないだろうか。私は外国人風の人物に担ぎあげられた警察官は威嚇発砲しても良かったと認識している。あれだけ高いところに持ち上げられたら、誰でも生命の危険を感じるはずだ。日本の警察官は決して発砲しない-そんな誤った認識が外国にあるならばそれは間違いだ。日本のあらゆる大使館・領事館・連絡事務所は「ラグビーW杯、東京オリンピックパラリンピックではテロやフーリガンを決して許さない」との掲示を早急に行ったほうが国益のためではないか。

 

筆者の見解だと、海外でこの手のイベントが開かれる際には、たいていは重機関銃を携えた警察部隊や戦車を並べた軍隊が試合前から試合後まで警護する。実際に大リーグでもゲームチェンジの際は銃器を携えた警察官が出てくる。