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しまむら:薄氷の経営か、早期のリストラ奏功す!配当は途切れなく支払いか?

12月29日付け日経新聞。衣料品のしまむらが20年9-11月期で純利益が前年同期比3.6倍増の110億円だった。まず日経が触れていないが大事な点は同社の決算月2月。純利益を前期比46%増の192億円としている21年2月通期の業績予想は192億円に据え置いた。しまむらは読者が感じるとおりに、不採算店舗の廃止・統合を相当前から始めており、ピンチに強い会社組織作りに励んだ。その結果、コロナ禍でも好業績を残せた。なんと会社四季報2020秋によると、18年2月からずっと配当を払い続けている。こんなとき桐谷さんが反応しないのは変だな。きっとしまむら銘柄をもっていないのかも。なお20年2-5月は3億3200万円の純損益を計上している。剰余金を切り崩したか、持ち不動産などを処分するかして配当は保った模様。しまむらのように厳しくリストラを進めた企業でも、コロナ禍で薄氷を踏む経営をしている。しまむらの本社はさいたま市。さいたまりそな銀も大株主に入っている。