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「米国の貧困」慢性化…バイデン氏に聞きたい「米国共産党」

10月14日付NHKによると、次期米大統領選で若いミレニアム世代は社会問題の解決に政府がもっと関与すべきと考えているのが分かった。米国支局からの解説もあったが、これはズバリ極左票=サンダース氏への待望論だろう。米国の最大のタブーであった「米国共産党」の再燃という匂いがする湿気たニュースだ。

これをロシアや中国をどう受け止めるだろう。米国の内向きさが加速していると理解するのでは。トランプ、バイデン、両氏のいずれが当選してもそうした国民の声を十分に受け止めることはできないだろう。つい10年ごろ前の米国政治の予測では今頃、ヒスパニックの大統領が誕生しているというのが見方の大半だろう。

しかしそれは米国社会の安定維持を前提としたものであった。米国ではいっとき、ベトナム反戦を経験したが、その状態よりももっと社会が「下層化」している。いま日本人は横山源之助を引っ張り出して改めて米国の貧困を考えてみたら。