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ハリス氏:世代継承を前面か?人種・ジェンダーも強調

民主党の副大統領受諾演説で本ブログがカマラ・ハリス上院議員が指摘している注目したいことは以下の通り。(日本のメディアで既報の部分は可能な限り避ける)

オバマ前大統領、ヒラリー・クリントン国務長官の政治路線を受け継ぐ。(ビル・クリントン元大統領の名前は出てこない)

・バイデン前副大統領から世代を受け継ぐ。(バイデン氏を最初に知ったのは友人の父親としてである)

新型コロナウイルスへの米国の対応をめぐって人種の不平等性が表出している。

・バイデン氏とトランプ大統領の政治手法を対照的と指摘。

・新型コロナでレイシズムが表出したと指摘。

・各人種の団結を表明。

・米アフリカ系アメリカ人、特に女性の業績を指摘。一方でジョージ・フロイド氏の件がもたらした悲劇にも強く言及。

・バイデン氏とハリス氏はパンデミックに終止符を打ち、次のステージに備える。

・主にお母上の事を言及しているが、お父上(ジャマイカ出身)、ご亭主の業績を説明。

カリフォルニア州オークランドバークレーに触れている。一方でスタンフォードは除外している。

・すべての年齢層、人種、信条を考慮。ストリート運動を評価する。

・投票の機会を増やすことにも積極的である(郵便投票の是非に方針性か?)

・新世代のリーダーに啓発されてきた。慎ましくあること、公平であること、公正であること、正義、そして愛。

・次期大統領選は歴史の流れにかかっている。

日本のメディアがあまり伝えていないと思うが、ハリス氏はバイデン氏からの世代継承を強調している。またこれまで米国国政で大州カリフォルニアは不思議なことに一歩距離があったと思うが、一気に中心へと躍り出るかもしれない。キング牧師の名前は出てこなかったが人種の構図が変わることは間違いないだろう。女性の権利向上も着実に行われるはずだ。