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お寺は昔の消費者金融でもあった!機関投資家でも!日光輪王寺さんで「福銭貸し」

1月3日付けNHK。日光輪王寺さんの「福銭貸し」。お寺は可能ならば$$山¥¥寺みたいに伝える。神社仏閣は格式社会。京都・本願寺の大谷公は元伯爵。れっきとした元貴族。しかも輪王寺さんは門跡寺院といってご皇室や最高公家が住職として着任した。御所といってもさしつかえないだろう。東日本のナンバーワンのお寺。

そして参拝者が借り受けているのは貸付か。つまり東日本でナンバーワンのお寺は、いわゆる現在でいう地銀のトップ銀行、消費者金融と考えてよい。これは一種の富くじのような役割があったかと。だから借金清算時に当初の借り受け総額のうちが一部が減額されることがあった。すなわち事実上の金利。差額(利差益)、運用益、なつかしのワリショー。それがお酒・お味噌・富くじでかえってくる投資性もある。

これは本ブログの不確かな予想。貸し付けたお金をLoan payable/Account recievable(貸方・借方で割れるが、米国のクレカはキャッシュがイン・アウト両方ある)と仕訳し、それをファンド化し、転売する。今でいうファクタリング。(合法的なものなら大賛成)。手形の割引。空売り。寺院ファクタリング。(医療ファクタリングなら聞いたことあるでしょう)。1年で回収・償還されるので短期貸付か。最悪の場合、葬儀費用からお寺さんが不足金を回収するということもあったと。

回収したお金は輪王寺さんが機関投資家として運用するほか、幕府への上納金・朝廷対策などの用途へ。そもそも今でも地銀の一大収益源は地元の神社仏閣の当座預金。お賽銭は物納も。お米とか。一義的にはお寺の僧侶・事務員で費消するが、あまったら、それなりのルートで売り抜ける。お米の先物市場が江戸時代にもあった。ある種、幕府(寺社奉行あたり)の極秘命令でもあっただろう。だいたい、北関東の大名って石高が少ないのに老中・若年寄に出世している。売位買官。その資金がそういうグレーゾーンな資産集団からのお金(領収書なし)であった。現在はあくまで子供銀行的な存在(文化人類学的な意味、文化慣習)として税務・警察・検察当局はみなしていると考える。

 異形のネット雑誌だったファクタ(Facta)。分際をわきまえず、下記のような記事も書いていた。本ブログは賛同しないし、当該寺院と税務当局の間に秘すべきと。そもそも債務額などは勝手に暴露してはいけないものだったかと。

「禅僧」有馬頼底の極意は税逃れ:FACTA ONLINE

*北関東の出世した大名家で思いつくのは酒井雅楽頭・土浦土屋家・田沼家・関宿久世家・常陸石川家*

*ネットでは近畿に注目しているサイトもある。馬鹿である。京都・大坂・堺以外はいらないのでは。単なる無駄な知識の見せびらかせ。当たり前じゃない。江戸と京都に近い場所以外は無用なの。*

*西日本の大名家が重要になってくるのは幕末。関ケ原ではありません。こんなの小6でも分かる。イグノーベル賞。大丈夫か、宝島・中央公論

*幕末・明治維新薩長土肥以外の雄藩にいくつあげられるかがあなたの歴史センス。宇和島伊達家・広島浅野家・福岡黒田家・備前池田家・久留米有馬家・小倉小笠原家など。*

*江戸の古地図が理解できれば素晴らしい。つまり各藩の上・中・下屋敷の所在。当時の国家機密でしょう。シーボルト事件の教え方はだから不完全だ。全体図も大事だが、いわゆる住宅地図も軍事・防衛上で重要だ。*

*なぜ江戸時代に府内を警備するのが100人にも満たず、少なかったか。すなわち町奉行(北・南の輪番・30人程度)、火付け盗賊改め(同じく30人程度)だった。それは江戸府中が平和だったという通説よりも、各藩の上・中・下屋敷だらけで、幕府の捜査機関が踏み込めない「治外法権」の土地ばかりだったからというのは本ブログの説である。*(もちろん財政難がすぐに顕在化した幕府の懐事情もある)

Loan payable/Account recievableの解説。口座がはらえる・もらえる、両方がないとファクタリングも困ってしまう。でも、はらいっぱなしの口座は日本に存在する、それ納税準備口座。もらいっぱなしというのが今度できる年金受取口座。*