足利義満の顔いろいろ:東大研究、これ裏ある=日明貿易に関与か?
東大・国史編纂所はアウトローの研究につきる。一見、足利義満の顔の違いだが、もっといくつもあるのでは。義満というのは奇々怪々たる前歴の持ち主で、日明貿易を始めたとされる。だから貿易になんらかの関与をしていた可能性もある。身分証明書みたいな。暗号・割り印の役目も果たしたかも。もちろん船で明について船員の持ち金がなくなったら肖像画をうっぱらう、質にする(質草)などしたのでは。昔のトラベラーズチェック(TC)みたいなもの。密貿易でなくて、正規の貿易団ですよと。また中国は商取引の前に相手に保証金(デポジット)を要求する慣行がある。入港料が突如上がった、あるいは係留日数が台風などで長くなった…といったときに追加抵当のように質入れしたと推論する。経路途中で海賊(倭寇)に襲われたら、この偽物を渡す。12月22日付けNHK。
本稿の位置づけだと、
1位、保証金
2位、追加抵当
3位、身代金(倭寇)
このレベルは東大・京大の日本史試験で出るかも。一橋のレベルは越えている。