＜考察＞トランプ氏出演の映画は「慈善」だ！

今回、千葉台風で大規模な損害が出ている。日本全体にとって悲痛な話だ。恐らく航空自衛隊の館山基地も無傷ではないはずだろう。私はこの際、米政府に日米安保条約の「思いやり予算」の削減を提案することは一案かと考える。

なぜか。米国のトランプ大統領がテレビや映画で活躍していたことはよく知られている。トランプ氏は「ホームアローン」にちょっとだけだが出演している。「ホームアローン」は勧善懲悪の、まさに「慈善映画」と言える。これに出演したトランプ氏がその内容を否定をするはずもない。

ではこうした提案がないのはなぜか。日本であまり「ホームアローン」の視聴率が高くないからであろう。トランプ氏を館山基地とその周辺に案内して惨状を視察してもらう。なぜならばトランプ氏は横須賀を訪問したことがあるのだから。

農産物だけでも数百億円規模の損害が報じられている。これは成功した経営者たるトランプ氏にも共感を呼ぶ話である。大成した経営者は困っている経営者を捨てない。千葉県庁から日本の在米公館に出向の職員がいることだろう。直ちにホワイトハウスや国務省、国防総省の関係者との面会をセッティングする。

そしてトランプ氏の訪問へとつなげる。おそらくは米国の知恵袋、ヘンリー・キッシンジャー元国務長官も拒否はしないだろう。そして安倍首相、トランプ大統領の視察の元で館山基地周辺において「トモダチ」作戦を実施する。

なおトランプ氏はさきに国連本部で行った演説で「思いやり予算」の大幅引き上げの可能性を示した。しかしこれはトランプ氏自身の半生と矛盾するものである。本心はどちらにあるのか。

私は「ホームアローン」に出演した若い頃のトランプ氏の姿を信じる。私個人は、トランプ氏が個人として資金を拠出して、米南部を襲った巨大ハリケーン「ドリアン」や「千葉台風」の支援のための財団＜1,000億円規模＞を発足させると考えてさえいる。トランプ氏が中心となる超個人的な財団を設置するのではないか。国連とは並存するが非常事態に備える克国境的な財団の出現だ。