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ジョンウェイン名画、先住民への殺害、復讐、暴力…今の米国はどう位置付けるか?

捜索者 (字幕版)ジョンウェイン名画、ジョンフォード監督を位置付けられていないのは、米国自身である。先ほど、0219 2021 1500までジョンウェインの名画「捜索者」をNHK-BSが放送した。これは米国の戦国時代とわかり易くいうと考えられるが、こうした先住民と移住白人との人種間の殺害、憎悪、偏見、復讐、暴力、狂気が存在したのも事実であり、これを「歴史」という。

まず西部劇は、日本テレビアメリカ横断ウルトラクイズ」でもお馴染みの、ミシシッピ組曲であり、ホワイトハウス前のロケには、当時のカーター大統領が飛び入り出演した。しかしその後、先住民(イヌイット含む)の大統領、副大統領すらいない。それはとりもなおさず、多様性だ。

もちろん、スポーツでは先住民(ネイティブアメリカン)も多いし、野球も強い。ジョンウェインの名画をヒラリークリントン国務長官はどう位置付けるか?日本の読者につぐ。この「西部劇」は、米国の魂である。ヒラリークリントン国務長官がなんと言おうと、然るべき敬意を払わないといけない。昔の日本人は、みな「西部劇」に敬意を払ってきた。

これは今の北部アメリカでももちろん、有効だ。ヒラリークリントン国務長官の試みがユートピアで、空想主義に思えてくるのはごく自然だろう。多様性への宿題は、何も日本だけではなく、米国、特に今の不毛な「喧嘩」だらけの米国に言える。「捜索者」でも喧嘩の後に、ちゃんと握手していた。米国の民主党共和党も人間として、当たり前の精神を欠いている。

当然ながら、その間は中国共産党にこれっぽっちもかなわないであろう。