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【特別電】米商工会議所も終わり?媚中の在中国代表「米国と中国で世界征服を!」

確かに会社経営者は政治をも、視野に入れた経営を行うだろう。本ブログは、発見が遅れたが、今でも、日本の読者にお届けする意義があると、考えて取り上げる。

それは、最強の圧力団体かつロビーストだった米商工会議所(US CHAMBER OF COMMERCE)CEOが01/12 2021 14:00に発表した「米大統領の交代にあたっての声明」である。

この中で、米商工会議所のドノクCEO がワシントン議事堂占拠事件に、隠語や隠喩でしか、触れていない点。これは、米国を代表する経済団体が、共和党民主党の政治ゲームにがんしまがらめになり、真実を直視しない、経営者としては最悪な状況だ。

世界のドンとなった中国が見逃すはずはない。01/25 2021 19:31に中国中央電視台が発表した、同日に行った中国外務省報道官の定例会見を報じた。

米国商工会議所中国支部だ。この支部代表は、グレゴリーギリアン氏である。中国中央電視台の記者は、中国外務省へ「最近、ギリアン氏が米国と中国は、(キッシンジャー国務長官がお膳立てした)国交樹立以来、42年間に渡って協力をしてきた。これが証明する事は、米国と中国は協力すべきで、この米中の友好が世界を支配していくべきであると話したがコメントは?」と質問した。

ギリアン氏は、とんでもない人物である。中国が進めている世界征服「一帯一路」を認めた上で、世界をつまり日本や韓国も捨てて、分割支配しようという考えである。それすなわち、中国共産党の思想そのものであり、ギリアン氏の発言は常軌を逸している。ギリアン氏の間違いを分析する。

A 中国のおぞましい世界征服を支持している。

B 世界は米国と中国で征服せよ、というヒトラーとなんら変わらない主張をしている、

ギリアン氏は、米国と中国の経済デカップリングに強い反対をする姿勢を中国のテレビ業界団体のインタビューに答えている。

しかし、ギリアン氏は01/21 2021 11:46でブルームバーグがインタビューした取材では、話を少し軌道修正をした。インタビューしたメディアがブルームバーグということもあり、ギリアン氏は民主党であろう。しかし、真に問題なのは、中国の不正義に対して、断固とした信念を持たないことだ。

その程度のふらふらものは、中国特務のハニートラップに抗じることは何もできないだろう。はっきり言ってバイデン政権の対中戦略は、全く定まっていない。逆に、何か米国サイドが失言すると、中国が最大限に悪用する構図だ。

さて、中国中央電視台への中国外務省報道官の答えは、そのギリアン氏の「ふらふら」をついて、「デカップリングはいかん」という、完全な上から目線だった。

米国商工会議所の要人がこれほど、正義も、理念も、信念も、ないとは?!ギリアン氏に告ぐ!オバマ元大統領が、ウサマビンラディンを殺害後の緊急会見で「正義は果たされた!」と言った決死の言葉を忘れたか?その時のオバマ氏は、かつてなく、眼光が鋭かった。