Mrサンデー、コロナ禍で繰り出す輩が判明、バカと強欲!
- 作者:松本 清張
- 発売日: 2010/01/08
- メディア: 文庫
- 作者:松本 清張
- 発売日: 2010/01/08
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こういう人たちは、体張っている分、上下、先輩後輩、挨拶、年中行事などにこだわる。岩下さんではなく、かたせさん系。かたせさんの作品、有楽町の話がヒントになる。
こういう人たちへの救いは、実はホストではなく、究極の現実を見た男。特攻隊がえりの渡瀬恒彦(肉体)、東大の作家の谷崎潤一郎。(頭脳)。こういう女、ファザコン。なぜか。父親を戦争でなくしているから。娘は父親の面影を追う。
それは父親が外交官でも。松本清張「球形の荒野」。フジ版、戦争で消えた!父親は野上一等書記官。すなわち田村正和。娘のコンパニオン役は比嘉まなみ。
こういう女の子供は、多分優秀。天才でなく、秀才。すなわち、スパルタママで、父親と同じく息子を育てる。東大、医科歯科、東京芸大、東工大、外語、一橋、早慶。
それの男版は堤さんの「とんび」。広島原爆で妻を失った、世界一不器用な父親。息子への贖罪から息子へのヒューマン愛を貫き、最後は息子を早稲田大学に入れた。涙無くしては見られない。まあ早稲田だっから町内会で、祝った。東大ならば市長くる。みんなが国旗で駅まできて上京を見送る。新聞の取材もくる。市長はなぜ個人情報まで踏み込み?
日本のヒットした映画、ドラマ、アニメはだいたい戦争孤児の話。実はいま、その女たちがバカでも、父親はしっかりしている。同じく子供も高学歴。よく、昔聞いた「血反吐をはいてでも子供を育てる」!その言葉に尽きる。