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トミーリージョーンズと渡辺謙『逃亡者』、”連邦保安官”別の俳優で演じたのは…あの大男!私権無視!

本ブログがしばしば言及する、ハリウッドのハードボイルドであるトミーリージョーンズの名画『追跡者』『逃亡者』。トミーリージョーンズが日本にはない”連邦保安官補”(US Marshals)という職位についており、囚人護送や証人保護に24時間体制であたる。連邦保安官は基本的に管理職であり、現場の責任者は連邦保安官”補”がチームを取りまとめる。日本とそこは類似している(警部補が仕切る)。囚人が逃げた場合などはトミーリージョーンズは法律や令状など一切を無視して職務にまい進する。すなわち私権を徹底的に無視し、逃げた囚人の再逮捕へ全力を挙げる。このドラマは渡辺謙主演でテレビ朝日開局記念として先に放送されたので記憶に残る人も多いだろう。実は連邦保安官がいかにハードボイルドなのかを端的に分かる話がある。(私権の無視の重要さ)

では他のハリウッド俳優で連邦保安官を演じたことがあるのは誰かアーノルド・シュワルツェネッガーカリフォルニア州知事。驚きました?シュワルツェネッガー氏はその名もビビる名画「イレイザー」に主演している。すなわち邦題は「殺し屋来る!消してやる」。このレベルまで米国はありとあらゆる事象にハードボイルドに臨む。シュワルツェネッガー氏のように最強の男の前には私権なんかくそくらえってものだろう。昔には日本にはハードボイルドと呼ばれる人たちがたくさんいた。コロナ戦に挑むにはそのハードボイルドさが再び必要なのかもしれない。(当時でいうと丹波哲郎江波杏子

 

イレイザー』に興味を抱いたあなたに少しだけ非常に示唆的な話を。いまなつなしい鎮痛剤・セデスのCMに出演していたヴァネッサ・ウィリアムスがヒロインとして出演。いきなり空港でシュワルツェネッガー氏演じる連邦保安官「おい!とまれ」だけで(令状なし)で自動車を犯人追跡車両に変えられてしまうシーンから始まる。シュワルツェネッガー氏には私権なんてそんなの関係ない。その後、ショッピングセンターで犯人を追って電話ボックスを壊すなど私権(財産権)お構いなし!やはり懐かしのアーノルド・シュワルツェネッガー元知事を思い出すと、私権制限は絶対必要と考える。

もしシュワちゃん都知事だったら「Stay home! or else I'll delete YOU!」とすごんでいうかもしれない。それは映画に限らず必要だ!*

 

イレイザー(吹替版)

イレイザー (字幕版)