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学術会議は非成果主義、何にもしないのが仕事…NHK特集から

12月20日付けNHK。コロナ特番で先日亡くなった元文部大臣・元東大学長だった有馬朗人氏のインタビューを取り上げている。有馬元大臣は国立大学の独立行政法人化し、研究者に競争を促そうとした。つまり成果主義を推し進めた。

 

要は学術会議は非成果主義。提案しない=全員0=横並び。そこにやる気がある研究者はいない。まさに「政府から独立した研究者の養成が必要だ」としか念仏のように唱えている聖路加病院の坂本史衣氏。有馬氏の理念にもっともアンチなのが学術会議であり、その代表がシンパの坂本氏だろう。せめて聖路加大学しか出ていないのかははっきりしてほしい。

 

やはり学術会議は土地を売り、裸一貫のゼロからやり直したらよい。そうでないと、学術会議に危機感が生まれない。あとがない状況に一度は追い込まないと再生しない。そもそも学術の街、茨城県つくば市に移転しないのはなぜか。賃料が安い。

 

あまり何もしなさすぎると頭脳はさびる。いざという今のような状況で全く機能しない。学術会議の雇用契約書はどうなっているのか。何もしないで給与あげますって書いてあるのだろうか。そこに本ブログはサボタージュを越して一種の詐欺性を感じる。採用面接時に何にもしませんっていって採用されたのか。

 

井上担当相も「科学者はチャレンジしてほしい」とおっしゃっている。そこに本ブログも予想していた沖縄科技大学院の紹介。同大学院のプロボストというボス職も出てくる。欧米の大学は政治と経営そのものだ。ハーバード大学の学長はゴア元副大統領やサーマーズ元財務長官。そして大量の大学債。成果主義そのもので、やる気のない研究者はプロボスト(研究者と経営者を結ぶ要)が切る。ちゃんとした仕組みだ。多分、銀行やコンサルからの出向者。

 

最後のまとめで大越記者がいっていたが、日本の博士号はあまりにも世間から評価されなさすぎる。DR.という肩書はほとんど敬意の対象にならない。欧米ではDR.=ナイトの称号だ。つまり貴族であると。本ブログの知り合いたる学術会議関係者も虚栄の人(ハッタリ屋)だ。若い時から比べて「ポンコツ」になっている。