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コロナ特番:武漢入りの足なし!近くの空港からレンタカー!でも拒否…買い取ればよかったのでは

12月20日付けFNNの「コロナ・武漢からの脱出」。当時の邦人帰国作戦の指揮をとった元中国公使が出演。武漢まで航空機で救援にいけなかったので、別の空港まで飛行機でそこからレンタカーを借りようと計画。しかしレンター会社に断られた。だったら買取すればよかったのでは。大使館側が北京からミニバスで武漢へ向かった。

 

こんなときに戦前の海軍陸戦隊があれば・いれば、と考えるのは本ブログだけか?武漢に長江が流れている。そのうえで「3密」回避。だったら小型の輸送艦で入れたのではないだろうか。

 

実際はジェトロ武漢事務所を通じて中国系企業にバスの手配を依頼した。本ブログはこういう貸し借りになりうる取引を好まない。もしバスが止まったら。トイレ休憩中に運転手が逃げたら。それが中国だし。

 

ここで外交官バッチを使うべきだったのでは。道路をふさぎ、「とまれ!日本の外交官だ。このバスを売れ。いくらでも買い取る」という。中国はマネー社会だから入手できる。駐在武官でなくてよい。3等書記官でもよい。外交官ならば。

 

本ブログは当時に強く主張したが、自衛隊機を使わなかった。中国に軍用機と誤認される恐れからという。海自の輸送艦もそうだったのかも。しかしあの非常事態に軍用・民間なんて騒ぐ中国が異常だった。

 

そういえば政府チャーターの救出機は東京・羽田から飛び立った。中国武漢に近い空港は那覇・長崎・福岡・鹿児島では。つまり東京から出発しなければいけない理由があった。すなわち中国の在京大使館と日本政府がぎりぎりまで交渉していた。 

 

日本の検疫官が救出機に同乗し、武漢で帰国者の体温などを検査した。これは主権(日本の行政権)の執行ではないか。中国としてはいっぱいいっぱいの選択だったようだ。不思議なのはモザイクで出てきた民間人の今井さん(仮名)。

 

中国駐在で初めて空港にマシンガンを抱えていた特警を見たという。いやこれ間違い。中国・香港の空港にはサブマシンガンをもった警察関係者があちこちにいる。中国政府は外国人を空港まで運ぶバスの先導をパトカーにさせるべきだった。だって高速道のゲートが閉まっていたらしい。

 

これは見方が分かれるが、本ブログは中国を外務省が寄り切ったと思う。もともと中国はびたいちも譲る気はなかったはず。きっと日米など多数の外国の外交当局が連携して押し出した。