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タイムスクープハンター:立ち小便から大乱闘、ハードボイルドだ!

12月7日付けNHKタイムスクープハンター(TSH)も衝撃の内容だった。舞台は室町時代若狭国。立ち小便をわらったことに端を発して村同士の大喧嘩に発展。羽織ものまで出てきて20時間以上の乱闘に陥った。近代だと鶴見騒擾事件が思いつく。東京から憲兵隊まで出てきて鎮圧にあたった。なんとTSHではボランティアの紛争調停人(中人)がおり、手打ちの盃を交わし、指を…じゃない。紛争当事者が公正証書にして焼いて飲む。中人といえば現在の公証人みたいだと思った。TSHは記者を出しているが、非常に珍しく、力作のハードボイルな社会史検証番組である。要潤は若手のハードボイルドの最有力だし、杏は『逃走者』の渡辺謙の娘である。きょうは出なかった。びっくりしたのは当時の金閣寺で僧侶が立ち小便をしたのがきっかけで、室町幕府を揺るがす大騒乱になったという。アウトローを正面から研究する歴史学者もこの前までいた。例えば保立道久「中世の愛と従属」。東大レベル。国史編纂所。TSHもそうか。もちろんそうだ。日本史研究が変な方向に向かっている。足利尊氏源頼朝肖像画が違う?本当?って。正直どうでもいい。そんなの研究じゃない。写真がないんだから。それよりも以前のTSH。郵便配達人が明治初期にはダーティハリーみたいな拳銃をもって業務にあたった。現金書留の輸送中に山賊にあうことがあったからだ。終戦直前まで長らく続いた。その銃は茨城県取手市の研究施設などで見られるという。数丁しか残っていない。

 

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