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テレ朝60年ドラマ『逃亡者』:トミー・リー・ジョーンズ版は現場判断でダムの水を抜かせる!

テレビ朝日60周年ドラマ『逃亡者』は渡辺謙役・加倉井医師は田舎をひたすら逃げる展開になっている。ドローンを使って確保に追い込む。これは絶対やってはいけない。岡田准一が警備会社のCMでもやっているが人の目で見ることが非常に肝心だ。ウサマビンラディンを追跡する作戦で米軍でドローンでの誤爆が相次いだ。結局、豊川悦司演じる警察官も側溝を追うことになる。つまり白兵戦が大事。だから暴力団・マフィア・外国船による土壇場の取引に重武装で柔軟に対応できる麻薬取締官。ワーナー版でもハリスン・フォード演じる『逃亡者』の外科医はダムに飛び降りて逃げる。トミー・リー・ジョーンズ演じる連邦保安官補は職権外と断られるが、ダムの水まで抜かせてハリスン・フォードを追いかける。だが徒労で最後は大都会シカゴのど真ん中に戻ることに成功する。果たして公安機動捜査隊は現場の判断でダムの水まで抜かせることはできるか。それこそ国交省農水省が管理するダムだったら?だから天下御免の日本版保安官が必要だ。警察庁防衛省傘下への配属で不足なら縦断的に動ける内閣府、もしくは内閣官房に設置すればよい。 きょうはここまで。今の芸能界の現状を考えるとかなり緊張感のあるドラマだが、トミー・リー・ジョーンズ版はもっと硬派で超ハードボイルドだ。だって逃亡する外科医ハリスン・フォードがダムに飛び込んだら、管理事務所へ直行し、「おい、ダムの水を今すぐ全部抜け」。これが現場で遂行できる組織が日本に東京五輪・パラまでに必要ってこと。これが日本の戦前ならば、海軍陸戦隊がベストだ。海軍陸戦隊は米海兵隊に近く、戦前は日本の在外大使館・領事館の警備に当たった。ソ連赤軍パルチザンにロシア在留邦人が惨殺・凌辱されたニコラエフスク事件では全滅するまで戦った。陸軍青年将校が決起したクーデターの226事件では海軍陸戦隊が直ちに東京・芝浦沖から上陸し、ご皇族救出のため果敢にも対峙した。(NHK)そこまでの組織が今の日本にはない、それが泣き所だ!

 

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