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日経:”地銀再編”をシリーズ化、七十七銀行「独力でやっていける」ん?

12月1日付け日経新聞はシリーズで「号砲、地銀再編(上)」を始めた。菅総理の強い意向で自民党内での小委員会には金融庁から幹部も参加した。あんまりいい例えではないが、馬と人参だ。日銀・金融庁は再編に取り組んだ地銀や信組に日銀の当座預金金利を0.1%上げたり、地銀の預金保険料の値下げを「にんじん」として投げていたりする。しかし地銀側は意外とそっけない。宮城県を主な地盤とする七十七銀行(三菱系)は「独力でやっていける」と他人事。例の静岡銀行(三菱系、手堅いことで有名)と山梨中央銀行の提携以降は目立った進捗がない。SBIが第四の都銀を目指すって言っているようだが、りそな銀行がその当落線でそれ以上はいらない。確かに「縄張り」意識はあるだろう。あの町はA銀行、この町はB信金など。それを越えていかないと日本の金融システムが成り立たない。