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田中角栄モデル「一県一空港」、国交省は防衛支援へ

10月29日付読売新聞は各空港会社に対して様々な支援を行う政策パッケージを国土交通省が発表したと報じた。昨日、時の田中角栄の伝説がもう崩れ去っていると分析したと思うが、全体的な論旨と合わず削除した。要は角さんが打ち出した「一県一空港」という政策が新型コロナで瀕死の重傷だが、自民党支持者(地方の名士)の勤務先と重なることなどから国交省は「一県一空港」のつなぎ策を打った。JR東やJR東海の大幅赤字決算は国鉄時代を知るものからしたらあっけにとられる(国鉄は機動隊まであった)が、航空会社とJRの競争は熾烈を極めるだろう。駅からすぐ都会へという電鉄の便利さ、料金の適度さ、バスや百貨店ぐるみで消費者心理をくすぐる経営などやはり軍配は鉄道にあがるのでは。角さんが固執した「一県一空港」は相当厳しいのでは。空港・電鉄・バス・海運との間で少ない乗客を奪い合う消耗戦が始まったのか。全日空経営陣が発表した新たな格安航空会社は国際的に?が付いたが、運輸界のデフレ傾向が続くと読んだうえでの立ち上げだったのではないだろうか。

同様に本ブログは角さんがこだわった「一県一医学部」もどうなるか、注視している。