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海鮮市場で「ウイルス」検出…時事通信が中国メディア転じる

中国発「コロナウイルス」による新型肺炎の問題。26日付時事通信は、中国中央テレビの情報を転じた。それによると、湖北省武漢市の海鮮市場から新型の「コロナウイルス」が多数検出された、という。

 

これは思うところがある。やはり監視カメラに依存している中国のいびつさだ。「ウイルス」のような微小な物体はいくら何でも何百万台もの監視カメラを街中に取り付けたところで探知できないだろう。

 

中国共産党・中国政府は予算の配分や国の在り方を誤ったのではないか。中国は国家資本主義という高度なAIによる世界一の監視社会を構築したが、こういったウイルスは少なくとも発症を阻止できなかった。

 

一部メディアの報道だと、中国はすでにワクチン開発に着手したというが、その接種の難しさは今までの人類と疾病の長年にわたる闘いを見れば明白な話では。当の中国政府自身が「コロナウイルス」が感染力を強めている疑いを指摘した。

 

万が一、数か月後にワクチンを開発しても、「コロナウイルス」が変異している可能性がある。そのワクチン接種が完了するまで少なくとも数年を要するだろう。それまでにこれまた突然変異が起きない保証はあるのか。

 

中国はかつてない「トートロジー」に陥っている、と痛感する。