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アップル創業者ティム・クック氏、中国スパイ機関と事実上の攻防戦-ぜひ映画化を!

これは映画になるくらいだ。アップル偉大な創業者ティム・クック最高経営責任者が実は窮地に陥っている。さきのブログでも触れたが、クルマの自動運転をめぐる企業秘密を元中国人従業員2人が中国への持ち出しを図った。おそらくは中国諜報機関がウラにいる。まさかクック氏はアップル創業時に中国のスパイ機関と攻防に晒されるとは予想だにしていなかっただろう。万が一、情報が流出すれば、企業家としての責任を取らされることになる。クック氏のこれまで積み上げてきた業績が一瞬でおじゃんになり得るのだ。

ストーリー性があるのは、米連邦保安官が保釈中で居場所が不明の2人を追っているのだ。連邦保安官といえば、ハリウッド伝説の名画『追跡者』がメインテーマとしている。ストーリーも今回とそっくりだ。主役はトミー・リー・ジョーンズ。日本では飲料メーカーのCMで「ボス」として知られているが、『追跡者』でシカゴの連邦保安官の現場チーム責任者を演じている。

『追跡者』は2バージョンがあり、うち1つは今回と全く同様に中国への極秘情報の横流しトミー・リー・ジョーンズ演じる連邦保安官が防ぐというもの。ただし今回の事件は捜査中ゆえ、ただちの映画化は無理だろう。しかしいずれは映画になると断言できるくらいだ。何せロイター通信が大きく報道するし、米国の法廷やら連邦保安官も登場する。

本当は年末の映画スペシャルに『追跡者』をもってきたら、そのテレビ局のセンスの良さを感じる。もちろんアップルにもCMを打ってもらう。たぶんもう放送枠は編成済みなので無理だろう。興味のある読者の方は『追跡者』のレンタルをどうぞ。