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トランプ政権、タリバンとの和平交渉を再開-マララさんどう思う?

米国のトランプ政権は7日、イスラム過激派タリバンとの和平交渉を3ヶ月ぶりに再開した。8日付でボイス・オブ・アメリカが伝えた。筆者にはどうしても、頭部に瀕死の銃撃を受けた少女、マララ・ユサフザイさんが思い浮かぶ。女性でも学校に通うことをモットーにしていたマララさんは、タリバンと見られる勢力にスクールバス内で銃撃された。直ちに英国まで搬送され、緊急手術の後、一命をとり止めた。現在でも父と共に英国で生活している。この交渉をマララさんが見たらどのような反応を示すだろうか。怒り心頭であろう。

トランプ政権はオバマ前政権のレガシーをことごとく覆す政策を実施しているとされる。これもその一環なのだろうか。もし国連本部でトランプ氏に接近した環境活動家のグレタ・トゥンベリさん(16)とマララさんがタッグを組んだら、大変な泥仕合になってしまうだろう。ちなみにマララさんはノーベル平和賞を受けている。