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「過剰債務」アルゼンチン:次期大統領が組閣、ノーベル賞弟子が経済相

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過剰の国際債務に悩むアルゼンチンのフェルナンデス次期大統領は6日、組閣名簿を発表した。ずらりと左派・中道派が並んだ、という。この中で異色なのは経済担当相にマーティン・グスマン氏が指名されたこと。グスマン氏はノーベル経済学賞を受けたコロンビア大学教授のジョセフ・ユージン・スティグリッツの弟子という。6日付ボイス・オブ・アメリカがロイター電を転じる形で伝えたもの。

 

巨額債務を前に未知数であるグスマン氏の舵取りに必然、注目が集まる。現在、世界ではノーベルウィークを迎えている。それを意識した人選なのかもしれない。また日本にとっても示唆に富む話だ。終戦直後の日本は焼け野原の状態で、世界銀行などからの借り入れで復興を果たした。完済はごく最近になったが、これに貢献した日本人にもノーベル経済学賞は与えられてもしかるべきではないか。